陽子です。
今回は私から明孝陵を紹介します。
「明孝陵」ご存知ですよね。南京市の北東紫金山の南面に位置しており、南京一有名な名所、中山陵の西隣です。2003年に世界遺産にも登録されています。 明孝陵は明王朝を開いた朱元璋の陵墓で1381年に完成しました。日本では室町時代ですね。ただ当時建てられた建物のほとんどは焼かれたり破壊されて残っていないのですが、復元された建物（方城など）を見学できます。 また今でも現存している、参道の12対の石獣や文官・武官の石像があったり、1909年に日・英・仏・独・露語で書かれた「明孝陵の荒廃を防止する注意書き」の石碑が現存したりと、興味を引く物がたくさんあります。明孝陵の入場料は80元です。その有料区域には下記のような場所もあり、たくさんの見どころがあります。 ・孫権陵：三国時代の呉の皇帝・孫権の墓とされていますが、資料館のようなものです。

・碑楼：明の時代に朱元璋の功績を記した高さ10m位の碑石。

・梅花園：春の開花時期は見物の名所。

明孝陵への行き方は、地下鉄2号線「苜蓿園」駅から観光バス(10元)または徒歩・自転車で約1㎞です。森林の中を歩きますので、徒歩もお勧めです。
1号門がメインゲートですが、お勧めです。東に隣接する中山陵とも1㎞位離れており、観光バス(10元)でも移動出来ます。