南京紅葉スポット
叶子
11月も中旬を過ぎて紅葉が美しくなってきましたね。南京の紅葉スポットと言えば栖霞山(チーシァシャン)ですね。南京の北東22キロ、南京大学仙林校区の北の方に位置しています。489年に建立された栖霞寺があり、山門、念仏堂、千仏岩などの見所もあります。しかし、この時期は何と言っても紅葉。
お寺を抜けて山の奥に進むと赤く燃えるようなモミジの木がいっぱい。更に頑張って山頂まで登ると、眼下に長江が望めます。紅葉と長江、本当に素晴らしい眺めです。しかし!この時期、紅葉狩りの人もいっぱい。お寺も山も新街口なみに人が溢れかえっています。それはそれで賑やかでいいのですが、問題はアクセスです。市中心部から22キロです。数年前に最寄り駅の地下鉄2号線の終点経天路からタクシーで行ったことがありますが、昨年、同じルートを試した人が、タクシーの運転手さんに「渋滞がすごいから行かん」と断られたと帰って来ました。そうなんです、大渋滞なんです。路線バスもあるようなのですが、チャレンジされる方は事前に南京のお友達、同僚の方にリサーチされてから行かれることをお勧めします。
南京の紅葉、もう一か所おすすめの場所があります。こちらは市内ですから気軽に行くことができます。先日も南京でお世話になった先生から「そろそろ見頃よ」とお知らせをいただきました。それは南京師範大学随園校区の大銀杏です。銀杏ですから黄葉ですね。寧海路の正門から入って真っ直ぐ進むと、芝生広場があります。その左右に大きな銀杏の木が二本そびえています。特に右手の大銀杏は見事です。昨年は11月9日から毎週「定点観測」に行っていました。11月23日が黄葉のピークで、12月4日には、その前日に降った雨で完全に散っていました。今年もこの週末が最後のチャンスかもしれませんね。
南師大随園校区には新街口西から3番西向きのバスで終点随家倉まで乗ってください。こちらは本数も多く、10分程度です。下車後、寧海路を北上すると、マクドナルドの手前に正門があります。こちらのキャンパスは東洋一美しいと言われており、大銀杏黄葉見物以外にも散策が楽しめる都会のオアシスのような場所です。随家倉バス停の隣には南京古南都ホテルもあり、お帰りにお茶やお食事も楽しめます。和食レストランもありますよ。
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